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風が強く吹いている

前に友達がおすすめしてくれた
まほろ駅前多田便利軒」がすごくおもしろくて
それからエッセイとかも読んでみたけど、それもすごくおもしろくて。
三浦さんが書く話は好みだなぁと思っていたところに
この間みつけたこの本。読んでみて、まさにストライク!
久しぶりにいい本に出会った感じでした。

すごく大雑把にストーリーを説明すると、
超ぼろアパート竹青荘に集まった寛政大学に通う個性豊かな男10人。
ほとんどの者が陸上とかけはなれていたにも関わらず
たった10人で無謀にも箱根駅伝を目指す!というお話。

スポ根とかでありがちな、“夢物語”のような話なんだけど
読んでるうちに、この10人ならできるかもしれない!
って、自然にそう思えてくるから不思議。
10人の登場人物も、ひとりひとりに魅力があって。
それぞれの個性が、うまく箱根駅伝での
一区間ずつの走りに繋がっていて、すごいな!と思った。
箱根駅伝、本番の場面では、
本当に観客としてその場にいるような。
自分自身が走ってるような、臨場感があった。
本当に風をきって走っているのがわかる感じ。
私は、箱根駅伝とかあんまり見るほうじゃないんだけど
単純にテレビで駅伝を見るよりも、
リアルな感じがしておもしろいな、と思った。
ランナーにより近い感じがするの。
とにかく、本当に走りが好きな人の気持ちが
丁寧に鮮明に書かれていて。
箱根を走る10人それぞれの想いに何度も泣きました。
無理やり泣かせようとするんじゃなくて。
自然に、感動して泣けてしまう。
最近、こういう本ってなかなか無いんじゃないかと思う。

まっすぐで、ストレートな笑えて泣けて喜べる本でした。
三浦さんの愛情がいっぱい詰まった本だと思った。

−−−−−−−−−−−−−
箱根の山は蜃気楼ではない。
襷をつないで上っていける、俺たちなら。

風が強く吹いている/三浦しをん(著)

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